ETCが生まれた背景

ETCは、道路渋滞の緩和を目的に誕生しました

ETC(Electronic Toll Collection System イーティーシー:ノンストップ自動料金収受システム)は、国土交通省が推進するITSの1つです。有料道路の整備とともに発展したクルマ社会は、行動範囲を飛躍的に広めるとともに日々の暮らしを豊かに、そしてさまざまに彩りました。しかしその一方で、便利な有料道路に集中したクルマが引き起こす渋滞は、年を追って深刻さを増していきました。

渋滞は道路の飽和状態から引き起こされるわけですから流量が増えれば解消します。そのために道路の拡幅工事などが積極的に進められ渋滞解消に努めたのですが、そうした対応だけでは限界に達し、有料道路の抜本的なシステム改革が必要となったのです。そして立ち上がったプロジェクト、それがETCです。

ETCは、有料道路を利用する際に料金所で停止することなく通過できるシステムで、主に無線通信を利用して車両と料金所のシステムが必要な情報を交換し、料金の収受を行います。